サラタメさん
転職エージェントは、
日本国内に15,000以上もあります。
なんとファミマの店舗数くらいあるんです。
だからこそ玉石混交。
あなたの社会人人生を良い方向に導いてくれる優良なエージェントもいれば、ブラック企業にハメ込むだけのクソエージェントもいます。
今回は、悪質な転職エージェントにひっかからないように、優秀な転職エージェントを見抜く4つのポイントについて解説します。

まず、優秀な転職エージェントを見抜くポイントを解説する前に、絶対守るべき基本ルールについてお伝えさせてください。
この基本ルールを守らないと、良い転職エージェントを見抜くもなにもありません。
悪質エージェントにつかまるリスクが爆上がりしちゃいます。
目次
守るべき基本ルール
- 大手を使う
- 複数のエージェントで比較する
①大手を使う
要は、名前も全く知らないような転職エージェントは使わない方がいいってことです。
転職エージェントの良し悪しは、
「どれだけ豊富に募集案件を抱えているか」
「どれだけ人材と募集企業をマッチしてきた実績があるか」
この2点でだいたい決まります。
となると、大手の方が圧倒的に有利です。
持ってる案件、データの数が違います。
もし仮に、超ハイスペ人材の転職で「特殊な人脈を持った個人事業主のようなエージェントを使いたいんだ」というパターンであれば小規模なエージェントでもいいと思いますが、
普通のサラリーマンの「ホワイト企業を目指したい」という転職であれば、そんな特殊なエージェントに頼る必要は無いです。
大手エージェントは膨大な案件数を抱えてますので、そこから探してもらう方が近道。
リクルート、doda、マイナビ、type、パソナ、この5社で充分です。
サラタメが実際に使ってオススメする【転職支援サービス6選】転職エージェント3つ・転職サイト2つ・クチコミサイト1つ
②複数のエージェントで比較する
上記大手エージェントに複数登録して、担当者の動きを比較しましょう。
1社だけは比較検討できないのでNGです(特に初めての転職の方)。
最低でも2社利用して、エージェント側にも「複数社使ってる」ということをしっかり伝えて、競争意識を芽生えさせましょう。
転職エージェント側からすれば、もちろん自社一本に絞ってもらった方がラクです。
ですが、転職者である我々からすれば、競争意識を元に、自分にマッチする募集案件を一生懸命探してもらった方が得なわけですから、
絶対複数登録して、しっかり比較検討した方がいいです。
あと、各エージェントで「20代に強い」とか「IT業界に強い」とかいろいろ言ってますが、
ぶっちゃけ個人的にそこまで大きな差は無いと思います。
それより断然、担当者のムラの方が気になります。
どんなに大手で優良なエージェント会社だったとしても、微妙な担当者は必ずいます。
あなたをサポートしてくれる担当者のコミュニケーションが微妙だったりすると、転職活動全体に大きくマイナスの影響を及ぼします。
私のおすすめは、まず大手順で2社登録して、担当者と面談してみて、良い方を選ぶ。
もし2社とも担当者のコミュニケーションが気に入らない場合には、2社とも切って、別のエージェントに登録をする。という流れです。
選考が進んだりすると、かなりシビアなやり取りになるので、最初の面談で少しでも違和感を持ったら、その時点で切ってしまった方がいいです。
担当者を変えてもらう、という方法もあるみたいですが、
私はそれを伝えるのもめんどくさいので、別のエージェントに乗り換えてしまいます。
見分けるポイント4つ
今、お伝えした2つの基本ルールさえ守れば、悪質なエージェントにつかまるようなことはかなり防げるようになるかと思います。
ここからはさらに、あなたのサラリーマン人生を良い方向に導いてくれる「優秀な」エージェントを見抜く方法を解説していきます。
- 志望業界のトレンドを理解している
- マッチングを最優先にしてくれる
- 粘り強く求人を探し続けてくれる
- 会社と交渉してくれる
①志望業界のトレンドを理解している
エージェント担当者が、自分の志望している業界のトレンドを、自分以上に知っているかどうかは大事です。
特にIT業界に転職するのであれば、非常に重要なポイント。
IT業界はトレンドの移り変わりが早いので、昨年イケてた会社が、現在はイケてないなんてことが平気で起こります。
そういった業界全体の動き、その業界の中での各社のポジションの移り変わりを把握した上で、案件を紹介してくれるかどうかは、転職した後のあなたのサラリーマン人生を大きく左右します。
とはいうものの、
まず自分自身で、業界研究を最低限のレベルではやりましょう。
そして、その知識を元に、エージェント担当者を試すような質問をいくつか投げかけてみて、全く見当違いの回答をしたり、テキトーな情報でゴマかすようなことがあれば、即切りましょう。
「○○業界に強い」と言われるエージェント会社でも、その会社の中の担当者全員がその業界の知見があるとは限らないので、要注意です。
私の体験談としては、やはり転職エージェントとして経験年数が長いベテランの方のほうが、様々な業界について、深い知見がある印象です。
・エージェント歴が1-2年
・そもそも社会人1-2年目
こういう感じの方だと、正直ちょっとキツいです…
さりげなく、そのエージェントの方のキャリアを聞き出すのも、優秀なエージェントを見抜く上で大切です。
②マッチングを最優先にしてくれる
良くないエージェントだと「とにかく給料が良い」とか「業績が良い会社」だとか、
あなたの求める条件とは関係ない『案件単体としての良さ』ばかりアピールしてきたりします。
「年収が高い」「大手企業だから安定してる」
↑ここらへんはの売り文句は要注意。
それはあなたの要望にマッチしてるでしょうか?
一番大事なのは、あなたが最優先とする『転職の軸』に沿った会社を選ぶことです。
「世間一般から見て、なんとなく良さそう」みたいな感覚で会社を選ぶと、後々痛い目を見ます。
転職する人が100人いれば、
その要望も100通りあります。
あなたの要望に関わらず、案件の良し悪しだけで提案してくる場合には、
「その案件の仲介手数料が高い」とか、何度か実績があるからエージェント担当者として「つなげるのがラク」みたいな背景があったりします。
自分の要望に合った、もっと言えば自分の人生プランに合った案件を紹介してくれるか、そこをよくよく観察してみてください。(もちろん自分の要望を正確に伝えるのが大前提です)
③粘り強く求人を探し続けてくれる
多くの会社とのパイプが無く、マッチングできる会社の幅が狭いっていうダメダメ転職エージェントがよくやるのが、固定の企業に流れ作業のように、人材を押し込むってパターンです。
そういう悪質エージェントは、
転職する人の要望を聞き入れず、
悪質エージェント
悪質エージェント
とか決めつけて、無理やりいつもの企業に押し込んでいきます。(エージェントとしてお金稼ぐためなら、確かにその方が効率的)
なので、親身になってくれるエージェントを見分けるためには、効率だけを追い求めずに、
・あなたの要望に合わせて、様々な会社とのパイプを駆使してるか
・新規開拓もいとわず、粘り強く探してくれるか
そこらへんをよくチェックしましょう。
④会社と交渉してくれる
給料や勤務開始日の交渉を、
自発的にやってくれるエージェントは神だと思います。
というのも、エージェントは我々転職者ではなく、募集してる会社側からお金をもらうビジネスモデルなので、真のお客様は「募集してる会社」の方なんです。
ですから、その真のお客様とハードに交渉するっていうのは、なかなか普通ではやりたくないことのはずです。
にもかかわらず、あなたの要望を通すために、頑張って交渉してくれる担当者がいれば、それはかなり心強いです。
もし自発的に交渉してくれなかったとしても(というか普通はしない)、ちゃんとお願いしたら交渉してくれるはずです。会社側との交渉は、エージェント業務の一つなので。
話を進めていく前に「もし内定が出たら、年収の交渉なんかもお願いできますか?」と事前確認をしておくことをオススメします。
(「交渉なんてできませんよww」って担当者は即切りましょう)
まとめ
- 大手を使う
- 複数のエージェントで比較する
- 志望業界のトレンドを理解している
- マッチングを最優先にしてくれる
- 粘り強く求人を探し続けてくれる
- 会社と交渉してくれる
サラタメさん
微妙にでも合わなかったら、即切る!
あなたの状況&性格に合った担当者を探しましょう!
最後に…
私が実際に使ってみて「これはオススメできる!」と思った転職支援サービスをまとめた記事貼っておきます。
