【3つのコツを伝授】転職面接で使える 自己PRの書き方|サラタメのホワイト転職

サラタメさん

ブラック企業→倍率100倍のホワイト企業に転職を成功させて、転職特化Youtuber(登録者約10万人)してるサラタメが実体験&300名以上(転職経験者・採用担当者など)のガチ取材を元に解説します!

本記事は以下の動画をさらに詳しく説明したものです。

結論
自己PRでは、
客観性と具体的行動を示すべし。

そしてドヤ顔自己満で終わらず、
的確に相手の急所を狙うのです!

【忖度無しの本音】サラタメおすすめの転職サイト&転職エージェント&口コミサイト

「自分をどうアピールすればいいかわからない……」
「そもそも自己PRに書けることがないんだけど……」

転職の書類審査において、そして面接において、避けて通れないのが「自己PR」。

転職活動をする=会社に自己PRする

とも言い換えられるので、自己PRが転職活動においてめちゃくちゃ重要ということは、言うまでもないかと思います。

ただ、重要なのはわかってるものの、就活から離れて久しぶりやってみてきっと気付くはずです。

「けっこうムズいぞ!!」

いざ提出書類に自己PRを書こうとしても、なかなか筆が進まずに苦悩されてる方も多いんじゃないでしょうか。

確かに限られた文字数の中で、自分の強みや実績をうまく盛り込んだ自己PRを作るのは、なかなか難しいです。

ましてや転職活動は、新卒の就職活動に比べて、多くの機会をこなすわけではないので、そこも自分らしい自己PRの型が確立できない一つの要因かもしれません。

また、仮に自分らしい自己PRの型ができたからといって、安心できません。

志望する企業全てで使い回せるわけではないからです。自分として譲れない軸の部分は、変えないでもOKですが、細かい表現などは、やはりそれぞれの企業ごとにカスタマイズするべきです。

「1回作っておけばどの企業にも使い回せるんじゃ…?」

いや、ダメです。

新卒の就活みたいに数十社受けるわけではないはずなので、一社一社の重みが違います。
必ず「志望企業が求める人物像とマッチしてるか?」という視点で見直し、カスタマイズしてください。

志望企業の求める人物像、つまりは相手のニーズを汲み取りつつ、自分らしさをアピールする、このバランス感覚が大事なんです。

今回は、倍率100倍のホワイト企業に転職を果たしたあのサラタメ(←)が考える、自己PRで重要な3つのコツをお伝えします!

書類提出を控えている方だけでなく、これから面接に臨むという方にも、参考になることがあるかと思いますので、ぜひ読んでってください。

▼書類ではなく”面接”における自己PR方法を見たい方はこちら

【例文つき】PREP法で面接の自己PR・プレゼンを無双しよう|メリットと例文も解説 | サラタメのホワイト転職

【サラタメ流】書類の自己PRで重要な3つのコツ

重要なコツは、大きく分けて3つです。

  1. 主観ではなく客観
  2. 実績より具体的行動
  3. 急所を狙う

どれもめっちゃ大事です。
自分で作った自己PRと見比べて、書き漏らしている部分はないか確認してみてください。

【自己PRのコツ1】
主観ではなく客観

これは基礎中の基礎の話ですが、自己PRは主観的ではなく、客観的事実を元に書くようにしてください。

主観的とは、わかりやすく言えば「自分目線」ということなので、要は客観的とは「相手目線」でわかりやすく伝えましょうね、ということ。
さすがにこれは超基礎です。

主観的な自己PRの例として、たとえば

サラタメ

私は営業職で、常にお客様に喜んでもらうことを心がけました。

サラタメ

Aという得意先を3年間担当し、最後の年度にやっとの思いで目標の売上を達成しました。

こんなんはもちろん全然ダメです。
客観性ゼロ。「主観」の極みです。
採用側としてもどう評価していいのかわかりません…

「喜んでもらった」や「やっとの思いで」という言葉は、あくまでも「自分目線」から見た、ただの感想でしかありません。
自分の業務・実績を、より客観的に捉え直す必要があります。

客観的に見せる手法として効果的なのは、実績に数字を盛り込むことです。

ダメな例

サラタメ

営業職として、売上を大きく伸ばしました。

OKな例

サラタメ

現在、〇〇業界の市場規模は、急速な縮小傾向にある中ではありますが、私は営業職として主要顧客に対する売上を、5年連続で10%増加させました。

このように数字を入れるだけで「何が変わったのか」「どうスゴいのか」を、初めて話を聞く採用側でも評価しやすくなります。

このように効果的に数値を使ってアピールすることが求められるのは、なにも転職活動の時だけではありません。商品を営業する時や、社内でプレゼンをする時にも求められる、社会人としての基礎的なテクニックです。

つまり「数値を効果的に引用してアピールする」を書類審査や面接で実践できれば、社会人としての基礎的なテクニックは持ち合わせている、というアピールにもつながるわけです。(逆にこのテクニックが無い人は、たとえ営業職じゃないとしても不安視されちゃうかと…)

ぶっちゃけ個人的には、バレない程度であれば数字は盛っちゃってもいいと思います。

面接なんて言ってしまえば、ビジネスマン同士のコントみたいな側面もあるので、採用側も多少盛られることはわかっています。

バレない程度に、そして相手の理解促進につながるような盛り方ができる、というのも一つアピールポイントになったりすると思います。

あまり大きな声では言える話ではありませんが、誠実さより、相手が評価しやすいようにわかりやすく伝えてあげること優先でいいかと。
面接もビジネスも、いわば化かし合いの世界なので。

「盛るなんてズルい!」と嘆くんじゃなく、
その残酷な化かし合いの中で最大のパフォーマンスを発揮できる準備をしましょう。

【自己PRのコツ2】
実績より具体的行動

「数値を使って、客観的にスゴいと思ってもらえるような実績を示そう!」とお伝えさせていただきましたが、実は実績より、効果的にあなたの強みをアピールできるものがあります。

それが「どんな課題に対して、どんなアクションを起こしたか?」

つまり「具体的行動」です。

私は「実績」より、
「具体的行動」こそ最高の自己PRになると考えています。

総務とか経理みたいなサポート系の部署の方で、「前年比何%」みたいに数値で表現できる実績が無いと悩んでる方も大丈夫です。
実績ではなく、具体的な行動内容をアピールすればいいので。

というのも「前年比〇〇%」的な話は、前提となる数値の基準や、その時の流行・特殊な背景次第では全く意味が無くなってしまうものであるのに対して、「具体的行動」は、その内容単体だけで価値があるかどうかを評価しやすいからです。

「うちの会社でも活躍してくれそうか」という点について検討しやすいんです。

例えば経理の人だと、各部署の決算見込みとか予算を集計するような仕事があると思います。
その部分を効率化するために、具体的にどんなアクションを起こしたかをアピールすればいいってことです。

ただ「効率化しました」だけではイメージが湧きづらいので、

  1. どんなツールを使ったか
  2. 具体的にどんな行動をしたのか
  3. 効率化した後はどうなったか

という内容まで書くようにしてみてください。

行動内容を書く例

サラタメ

弊社では各部署の予算状況をエクセルで集計していましたが、決算時期には各部署の担当者が、その集計作業に2週間ほどとられてしまい、別の業務が滞るという課題がありました。

そこで何か効率化できないかと考え、担当者が経理システムからデータをダウンロードして、それをコピペするだけで勝手に集計表に反映される新しいフォーマットを作り、全社に展開しました。

これにより業務効率が上がり、

各担当が3日で作業を終えられるようになりました。

このように、数値的実績を出しにくい部署の人であっても、自ら課題を見つけ、対策としてのアクションを実行したた経験を、相手が映像で思い浮かべられるくらい具体的に伝えてみてください。

【自己PRのコツ3】
急所を狙う

最後は「急所を狙う」という点です。

「急所を狙う」とは、つまり「<志望企業が求める人物像>という急所めがけてアピールする」ということです。

だいたい企業の募集要項には、「こういう人材が欲しいです」という「求める人物像」、いわば急所が公開されています。

こんなラッキーなことはありません。
その急所を狙うんです。

ただ「オレってスゴいんだぜ!」っていうアピールが伝われば転職活動はうまくいく。
そんな甘い世界ではありません。

自分のアピールポイントを駆使して、志望企業が求める人物像に自分がマッチしてるということこそ、我々はアピールするべきなんです。

ここまでに紹介した「実績を効果的な数値を元に」「実績だけでなく、具体的行動」という点を意識してアピールしても、志望企業が重視しているポイントとズレていたら全く意味がありません。

例えばホワイト企業によくあるのですが、ホワイト企業は基本的に穏やかな社風のところが多いので、個人能力の高さをゴリ押ししたり、個人プレーで輝いてきた実績ばかりをアピールしても、逆効果になってしまうパターンがあるんです。

サラタメ

弊社にいる200人の営業マンの中で3年連続1位という成績を残してきました。

社内の会議で売上を共有するより、得意先を回ってアプローチし続けることが、何より売上に直結する行動だと思ったので、報告はメールで簡潔に済ませ、ほぼ得意先に常駐するという、既存のルールに囚われない、独自のスタイルで営業活動を遂行しました。

と、ゴリゴリ営業マンスタイルをアピールしても、

採用担当

なんちゅうエネルギッシュ!

きっとスゴい営業マンなんだろうけど、ウチの社員たちは引いちゃうかも…

エネルギッシュと評価されたとしても、採用はされません。

どちらかというとホワイト企業は、協調性やチームワークで成し遂げた経験を重視する傾向があります。

「みんなでちょっとずつ進んでいこう」という考え方の会社に、数字や個人プレーをゴリゴリにアピールしても、採用側はドン引きするだけです。

ぬくぬくホワイト企業にカスタマイズするなら、こんな感じでしょうか。

サラタメ

とにかく「お客さんの声に耳を傾けること」を重視して営業活動をしていました。
売上金額より、お互いにwin-winになれるような関係性を大事にして、具体的に〇〇も実施してみました。

正直、私が担当してる期間においては、そこまで売上が伸びませんでしたが、

私が異動になった後も、その得意先様と継続的にお付き合いが深まってるという話を聞いており、そんな深く長い関係性を構築するような営業活動を、御社でまた実現したいと考えております。

こんなやわらかな感じが刺さる企業もあるんです。

もちろん数字を効果的に用いた自己PRも大事ではありますが、自分のスゴいアピールだけに終始するのでははなく、「相手はどんな人材を欲しがっているか」という視点も必ず持つようにしましょう。

サラタメ的まとめ

自己PR作成時は、客観性と具体的行動がポイント!

そして、自己分析だけでなく企業研究も徹底し、相手の急所を押さえましょう!

▼自己分析の効率的なやり方

自己分析の方法転職活動の「自己分析」はすぐ終わらせろ!効果的なやり方で”自分探し”に終止符を|サラタメのホワイト転職

自己PRを行うためには“自己分析”も欠かせません。上記記事を参考に最低限で済ませ、自己PRを充実させましょう。

今回は、転職活動における自己PRの作成のコツについてお伝えしました。

まとめると、自己PRを作るときは、以下の3つに注意してください。

自己PR作成のコツまとめ
  1. 主観的ではなく、数値も踏まえて客観的に
  2. 実績より、具体的行動が最強
  3. 志望企業が重視する「急所」をつく

「客観性」と「具体的行動」を意識してアピール。
優秀な方であれば、ここまでは呼吸するようにできてたりします。

ただし優秀だからこそ、自分のスペックのみで勝負できると過信して、「急所をつく」がおろそかになっている方が多いかなとも思うので、自分に自信のある方こそ、ぜひ気をつけてください。

自己PRを作るとき、今までの自分の社会人人生の棚卸しももちろん大事ですが、それと同じくらい企業研究も大事なんです。

相手に何が刺さるのかを意識しながら、自己PRを作っていきましょう!

サラタメ

自己PRの使い回しはNG!企業の特徴に合わせたカスタマイズを忘れないで~




最後に…

私が実際に使ってみて「これはオススメできる!」と思った転職支援サービス(※すべて無料)をまとめた記事貼っておきます。 【忖度無しの本音】サラタメおすすめの転職サイト&転職エージェント&口コミサイト 最初の「結論」部分だけでも、充分役立つ情報かなと。 (「結論」だけなら“1分”あれば読めちゃいます!)